(質問)共有物分割請求訴訟はどれくらいの期間がかかりますか?


(解説)

どれくらいの期間がかかるかについては、案件の性質、相手方がどこまで争うかによっても異なってくるので一概に言うのは難しいです。

ただ純粋に共有物分割請求訴訟審理での検討課題は、持分取得希望者がいるか、持分取得希望者がいる場合に取得の要件を満たしているか、現物分割は可能か、和解可能かに絞られてきます。ですので通常の訴訟に比べて検討課題は少ないことから半年から1年程度で終結する案件が大半を占めます。

ただ、中には共同売却を進めていたのが持分取得希望ということで方針変更したり、持分取得希望者がいても代償金を調達するための融資の承認を得るのに日数がかかったり、そもそも前提となる共有関係そのものを争ってくるなどで1年以上の期間がかかることもあります。

共有物分割請求訴訟についてのよくあるご質問

著者:弁護士・福本 悦朗
東京弁護士会所属・福本法律事務所代表弁護士
共有不動産の持分売却に関して10年以上の実績を持つ。
1992年 早稲田大学卒業
1994年 司法試験合格
1997年 弁護士登録
2001年 福本法律事務所開設


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