10名以上で共有していた借地権付建物について他の共有者から持分を買い取った事例

共有不動産 川崎市にある借地権付建物3棟 1棟につき依頼者が居住

これは親族間で相続により借地権付建物を共有していた事例です。10年以上前に共有取得する内容での訴訟上の和解が成立していたのですが、この時点では親族間での対立が激しかったこと代償金支払いの目処がつかなかったことから共有取得での和解にとどまったものです。その後対立していた関係者の何人かが死亡したこと、代償金の目処がついたことから共有状態を解消するために他の共有者から持分を買い取ることを希望し、当職が共有物分割請求の依頼を受けました。
相続が何度か発生したため共有者は10名以上に増えていたのですが当職が共有物分割協議の申し入れをしたところ、当方が持分を買い取りたいとの意向に対して他の共有者から全て賛同の意見を得ることができ、持分を買い取る形での和解が成立しました。
共有者が10名以上になり当事者で解決が難しいと思われる事例でも 、弁護士が共有物分割請求の依頼を受けることで共有関係を解消することができますのでお悩みの方はご相談ください。

【交渉で他の共有者から共有持分を買い取った解決事例】
高齢の依頼者がリバースモーゲージで不動産担保ローンを組んで持分を買い取った事例
判決で持分強制買取が可能であることを示すことによって、他の共有者からの持分買取に成功した事例
依頼を受けて約2ヶ月で他の共有者から持分を買い取って単独所有となった事例
10名以上で共有していた借地権付建物について他の共有者の持分を買い取った事例
区分建物を兄弟2人で共有していた事案で、居住している共有者が居住していない兄の持分を買い取った事例
兄弟間の対立で共有不動産の売却ができなかった事案で、妹の持分を買い取った事例
兄弟で土地を共有していた事案で、共有物分割協議の申し入れで弟の持分を買い取って自己の単独所有の不動産とする形で解決した事例

【訴訟で他の共有者から共有持分を買い取った解決事例】
持分買取業者の共有物分割請求訴訟に対して持分買取の和解を成立させた事例
共有物分割禁止特約があることを指摘して時価より3割程度安い金額で相手の持分を買い取った事例
互いに取得を希望していた共有不動産の取得ができた事例
複数の共有不動産のうちの1棟の土地建物を単独取得し、他の不動産を他の共有者の共有とするという形で共有関係を解消した事例
共有者の1人が他の兄弟との共有土地上に娘夫婦との二世帯住宅を建てている事案で共有物分割請求訴訟で他の兄弟から持分を買い取った事例
昭和60年頃の相続不動産で相続手続をとらずに法定相続人が30名に増えた事案で共有物分割請求訴訟で他の共有者から持分を買い取り単独所有にした事例
兄弟4名で4つの不動産を共有していた事案で、1つを依頼者単独所有とし残り3つを他の兄弟の共有とする形で解決した事例
親子でテナントビルを共有していた事案で、共有物分割請求訴訟を提起して金融機関から融資証明書の交付を受けることによって全面的価格賠償を命じる判決を取得し依頼者の単独所有とする形で解決した事例
自宅を建てる際に親に購入資金の一部を負担してもらい土地建物を共有していた事案で、共有物分割請求訴訟を提起して全面的価格賠償を命じる判決で親の持分を買い取って依頼者の単独所有とする形で解決した事例
自宅を建てる際に親に購入資金の一部を負担してもらい土地建物を共有していた事案で、共有物分割請求訴訟を提起して全面的価格賠償を命じる判決で親の持分を買い取って依頼者の単独所有とする形で解決した事例

著者:弁護士・福本 悦朗
東京弁護士会所属・福本法律事務所代表弁護士
共有不動産の持分売却に関して10年以上の実績を持つ。
1992年 早稲田大学卒業
1994年 司法試験合格
1997年 弁護士登録
2001年 福本法律事務所開設

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