不動産競売で業者の査定より高額で落札されて共有持分売却ができた事例
共有不動産 共有者双方が居住する中野区の二世帯住宅の土地土地建物
これは兄の家族と弟の家族で居住する二世帯住宅の問題でした
相談者の弟家族は日当たりが悪いことなどから住み替えのため売却を希望しましたが兄家族は売却に強硬に反対しました
相談者は共有の二世帯住宅の売却を希望したため、当事務所がご依頼を受け、兄家族に共有物分割協議の申し入れをしました。
交渉を続けたもののまとまらなかったため、共有物分割請求訴訟を起こしました
訴訟の第1回期日で兄家族は当方の請求を認めるが和解をしないと応答したため、請求認諾調書が作成され、この認諾調書に基づいて競売の申立をしました。
競売手続の結果、1億1000万円で落札され、持分に基づいた分配を受けることができました。
相談者は不動産業者から1億円の査定を受けていたためこの査定額より高額で落札されたことになります
和解をすることができませんでしたが競売でも市場価格と同等以上で落札されるはずとの見通しを持っていたため、見通し通りに落札されて持分売却ができてよかったと思います。
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【競売で共有不動産を売却した解決事例】
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・共有不動産の一室にテナントが賃借している事案で共有物分割競売を行い、空室であることを前庭とした時価と同等の金額で落札されて共有関係を解消した事例
・借地権付建物を共有している事案で共有物分割競売を行い、時価で落札されて共有関係を解消した事例

著者:弁護士・福本 悦朗
東京弁護士会所属・福本法律事務所代表弁護士
共有不動産の持分売却に関して10年以上の実績を持つ。
1992年 早稲田大学卒業
1994年 司法試験合格
1997年 弁護士登録
2001年 福本法律事務所開設